大阪市、入れ墨で初の処分 女性職員を減給「運気が上がると聞き…」

大阪市、入れ墨で初の処分 女性職員を減給「運気が上がると聞き…」
産経新聞 2014年1月30日(木)15時13分配信

 腕などに入れ墨を入れて大阪市の職員倫理規則に違反したとして、大阪市教委は30日、市立学校の女性事務職員(23)を減給1カ月の懲戒処分にした。同市では平成24年に職員の入れ墨が問題化し、同年6月に倫理規則を改正して入れ墨施術を禁じており、入れ墨を入れたことを理由にした処分は初めて。

 市教委によると、女性職員は規則改正後に入れ墨を入れており、「運気が上がると聞き、興味があって入れた。だめだとは分かっていたが、服で隠れている部分は問題ないと思った」と話したという。市教委によると、女性職員は24年12月末から昨年3月末にかけて、左上腕の1カ所、左足首の2カ所に入れ墨を入れたとされる。外部からの情報提供で発覚。市教委に入れ墨を消す意思を示している。

 大阪市では24年2月、市立の児童福祉施設勤務の男性職員が入れ墨を子供に見せていたことが発覚し、問題化。市や市教委が職員・教職員を対象に入れ墨の有無について調査を行った。

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